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【要約・書評】「好き」の設計図で本当に伝えたいことは相手に言わせよう【ブランディング】

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どうも、1日1冊読書中の寿之助(@10_No_Su_Ke)です。

本日は株式会社イマジナ代表取締役である関野吉記さんの『「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。を要約・レビューします!

「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会 [ 関野吉記 ]
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「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。』の基本情報

著名

「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。

著者

株式会社イマジナ代表取締役 関野吉記

発行

2019年11月

Kindle Unlimited

2019年1月17日時点:会員は無料対象

要約:『「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。

✔️ブランドとは何か

本書の中では、「好きになってもらうこと」「伝えたいことを相手の口から言わせること」「モテること」など、様々に表現しています。

✔️真面目な人が多い日本企業はブランディングが下手

日本企業の多くは、信じるものを間違えていると著者は警鐘を鳴らす。
マーケット(顧客)で求められているものは、「社会的に信頼されている会社」「高い技術」を用いて製作した「完成度の高い」プロダクトと信じているが、これが諸悪の根元であり、世界のスタンダードではないと言う。

良い商品・製品を作れば、勝手に顧客が好きになってくれるわけではない。「認知」「興味・関心」「好き」「購買活動」という流れが絶対条件にある。この流れを無視してプロダクトベースでブランディングを図るのは間違いだ。

✔️好きになってもらう方法は原理原則を知ること

仮に「モテる方法」と言い換えて考えてみよう。

すると「なんだ、簡単ではないか。俗世には、「ナンパ術」「恋愛工学」などといったモテる方法を解説する本が流通している。これを読めばいいじゃないか。」そう思うかもしれない。

しかし、そういった類の書籍には「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる理論」が必ず存在しており、本書の著者はそれは生真面目すぎる日本人的思考だと一蹴している。

営業でもそうだ。名刺の数を今日は100枚配るぞと意気込む。しかし、結果は良い話になった商談は全然なかった。だから明日は200枚の名刺を配ろうとする。なんて非効率なんだろうか。もっと重要なのは、どうしたら好きになってもらいたい人からお問い合わせを貰えるかを考えることだ。

そのためには、「モテる人の行動を真似し続けろ」と本書の著者は言う。真似することで、なぜモテる人がモテているのかを知ることができる。真似しなければ、その本質・原理原則には気づけないと断言している。

✔️実の伴わないブランディングは逆効果

数年前の中国の話を例として話す。

 数年前、中国の五つ星ホテルで、清掃員が便器を掃除したブラシでコップを洗う衝撃映像が、中国版ツイッターの微博に投稿されると、その動画はたちまち全世界に拡散。日本のワイドショーでも何度も流されたので、覚えている人も多いだろう。

 あれによって中国のホテルは大打撃を受け、中国という国の信用も大きく傷ついてしまった。

引用元:「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。(著=関野吉記)

広告宣伝がうまくいき、「五つ星ホテル」と評されるまでに至ったホテルでも、五つ星ホテル足り得ない実態が一度世間に晒されてしまえば、全てが無に帰す。むしろ、今後の売上を見越して投資していたものもあることを考慮すると、実の伴わないブランディングによる効果はマイナスといえる。

今の時代は一億総評論家時代とも言われ、誰でも気軽に世間に発信することができる環境にある。これによって、「バレなきゃいい」は通用しなくなった。ブランディング戦略を考える上で、これは常々、頭のど真ん中に格納しておきたい注意事項だ。

✔️時間こそが最も重要なもの

世界のスタンダードでは、「時代の変化に応じてやり方を変える」という手法がとられるが、まだ日本には「黙々と同じことをやり抜くこと」「過去の実績にこだわり、やり方を変えないこと」が非常に多い。これが時間の無駄であることに一早く気付かなければ、「モテること」はできないだろう。

✔️汎用性のあるブランディングを行うには

  • 言葉を通じないものと認識する
  • 「すごい」と思わせるポイントを作る
  • 時には少しハッタリをかませ

言葉は100%と、自分が思っているニュアンス通りに相手に伝わっていると思わない方がいい。ここを勘違いしているから、「なぜこの魅力が分からないんだ」と愚痴をこぼす結果になる。

また、全てにおいて信頼性の高い人間になる必要はない。ランチェスター戦略よろしく、何か一つの領域において、他者よりも明確に秀でていたらそれがブランドになる。

最後に、全てにおいて、”ありのまま”話す必要はない。「デートにいきましょう」と誘うよりも「美味しいパスタ屋さんに行きませんか」と誘う方が成功確率はあがるのと同じだ。本当に美味しいパスタ屋さんかどうかなんてどうでもいい。「美味しいパスタ屋さんを知っている」ことを武器に、事実上のデートという結果を得られるように動けばいいんだ。

インナーブランディングとアウターブランディング

ブランディングは、「インナーブランディング」と「アウターブランディング」の両面から攻めていく必要がある。

会社に例えるとわかりやすいが、「インナーブランディング」が疎かな企業は、退職者がSNSなどのインターネット上で「あの会社はクソだ」みたいな口コミを投稿し、それが拡散されたとする。そうすると、どれだけ広告宣伝費をかけて「毎日定時退社が可能でアットホームな空気の会社です」と謳っていても、その口コミで全てのブランディング投資が無駄になる。

一方で「アウターブランディング」を疎かにしていまうと、自社の存在価値が世になかなか広まりきらず、自己満足と言われても致し方がないような結果を招いてしまう。

そうならないためにも、「インナーブランディング」と「アウターブランディング」の両軸でブランディング施策を走らせるようにするべきだ。

「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会 [ 関野吉記 ]
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「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。』に関する口コミ・評価・レビュー

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なかなかの酷評が立ち並んでおります・・・。

「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会社が伸びていく。』を読んだ感想・書評

https://awesome-info.com/wp-content/uploads/2019/12/寿之助_ため息.jpg寿之助

正直にお伝えすると、僕の中でいくつか「ビビッ」とくるものはあったものの、全体的な構成が微妙でした。その最大の要因は「自分語り」にあります。

本書のタイトルから、僕が期待していたのは「ブランディング施策の考え方を体系的に学ぶこと」でした。その割には自叙伝的な内容を多く含んでおり、それこそ『実の伴わないブランディング』が本書のタイトルでされていたように感じます。

既にKindleUnlimited会員の方が流し読みする程度なら読んでもいいとは思いますが、個人的には購入までしなくていい本だと思います。

「好き」の設計図 本当に伝えたいことは相手に言わせる。好きを集める会 [ 関野吉記 ]
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