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要約と書評|「無理」の構造を理解すれば理不尽は解消される【細谷功】

要約と書評|「無理」の構造(著:細谷功)理不尽をなくしたい人のための3分読書

https://awesome-info.com/wp-content/uploads/2020/01/iOS-の画像-1.jpg寿之助

どうも、1日1冊読書中の寿之助(@10_No_Su_Ke)です。

本日は細谷功さんの『「無理」の構造ーこの世の理不尽さを可視化する』を要約・レビューします!

この本の評価

読みやすさ
(4.5)

面白さ
(5.0)

デザイン・図解
(4.0)

値段
(4.0)

総合評価
(4.5)

※こちらの評価は、本ブログ運営者 “寿之助” による超個人的な評価です。

「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する [ 細谷 功 ]
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「無理」の構造ーこの世の理不尽さを可視化するの基本情報

Kindle Unlimited

2020年1月18日時点:会員は無料対象

本の名前

「無理」の構造ーこの世の理不尽さを可視化する

著者名

細谷功

発行年月

2016年3月1日 第1刷発行
2019年2月1日 第2刷発行

この本は、2020年1月現在、Kindle Unlimitedで読み放題対象になっています。

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要約:「無理」の構造ーこの世の理不尽さを可視化する

この本で分かること
  1. なぜ、「理不尽」が生まれるのか
  2. 無駄な努力となってしまう原因
  3. 「理不尽」や「無駄な抵抗」をなくす方法

要約①:理不尽は「自分の頭の中」から生まれる

私たちが普段感じている「理不尽さ」は、相手の発言や行動によって生み出されるものではありません。

すべての理不尽は私たちの「錯覚」や「幻想」によって生み出されているものだと著者はいいます。

そして私たちが普段そういった「錯覚」を引き起こしてしまうのは、以下5つの非対称性を正しく認識していないからだと、強く論じます。

・「物理的」非対称性
・「知的」非対称性
・「心理的」非対称性
・「時間的」非対称性
・「空間的」非対称性

要約①:理不尽は様々な「非対称性」から生まれる

https://awesome-info.com/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_114_s512_f_object_114_2bg.pngモヤモヤ忍者くん

非対称性ってなんだ?

多くの方がこう思ったでしょう。本書の内容をわかりやすく解説していきます。

以下のような言葉は、反意語として広く認識されていますね。

・変わる↔︎変わらない
・善↔︎悪
・知ってる↔︎知らない
・成功↔︎失敗

だけど、これらは反対の意味で用いられているだけであって、その本質は対称(同じ)ではありません。

例えば、「変わらない」ことは簡単ですが、「変わる」ためには膨大なエネルギーが必要ですよね。また、一度「知ってる」状態になってしまうと、「知らない」状態になるのは不可能です(覚えていないことはある)。

このような「非対称性」を理解していないことが、私たちに理不尽を感じさせる原因となっています。

非対称性とは
対象と同じ性質ではないことを指す

要約②:理不尽は「知的非対称性」から生まれる

人間の多くが理不尽に悩まされるのは、そのほかの動物にはない知的能力を持ち合わせているからです。おそらく、アリやサンショウウオなどは生きている間に理不尽を感じないでしょう。

つまり、私たちは知的能力が持つ特徴を正しく理解すれば「理不尽」を理解することができるというわけです。

著者はこの知的能力について「知識」「思考」の二つの方向性に大別して解説しています。

知識の非対称性

  • 無知→既知という時間的不可逆性
  • 知っている方を選ぶ心理的非対称性 など

 まず、知識はこのように、「無知」の状態から一度「既知」の状態になると、二度と「無知」に戻れないという時間的不可逆性を持ち合わせています。
 一般的に、知識が増えることは賢くなることと同義と認識されがちですが、この考え方がそもそも理不尽を生み出していることも十分にあります。「知らぬが仏」とことわざにもある通り、その知識量に振り回され、「無理」の構造にハマっていく人が後を絶ちません。

思考の非対称性

  • 具体と抽象の非対称性

次に思考についてですが、Twitterや上司・部下の会話ですれ違いが起きているのは、「具体」と「抽象」の非対称性を理解していないからです。
解釈の自由度が低い具体的な話をしているにもかかわらず、他に転用するために急に具体を汎用化・抽象化した話にしてしまうと会話が成立しません。これが「理不尽・不毛な議論」の正体です。

要約③:理不尽は「物理的非対称性」から生まれる

本書の中で、物理的非対称性を説明する上で「エントロピーの増大則」を取り上げています。

https://awesome-info.com/wp-content/uploads/2020/01/f_f_object_114_s512_f_object_114_2bg.pngモヤモヤ忍者くん

難しい言葉使いすぎじゃない?ナニソレ?

エントロピーの増大則とは、例えば以下のような現象のことを指します。

・タバコの煙はタバコ本体から広がるけど、その後、タバコ本体に煙が集まることはない
・2色の水を一つの器に入れると勝手に混ざっていくけど、その後、また2色に分かれることはない
・0エネルギーで永遠とエネルギーを生産できる機関(永久機関)は存在しない

このように、世の中には原理原則が必ず存在しています。その原理原則を理解せずに、「絶対に変えられる!」「必ずうまくいく!」と信じて努力することは、「無理」の構造と言えるでしょう。

要約④:理不尽は「心理的非対称性」から生まれる

最後は「心理的非対称性」です。

みなさんも、このような経験はないでしょうか。

こういった心理的非対称性をわかりやすく表現すると

✔️水は低い場所に流れていく
✔️現状維持を望むこと

です。

これによって、私たちは本来の価値を見失っていきます。

教科書的な価値とは、そのモノ自体が持つ価値(≒希少性)によって決まるはずですが、私たちは「相対的な比較」をもとに価値に対する印象を変化させていきます。

その結果、絶対値としての価値を認識できなくなり、幸福度満足感を損なっていきます。この非対称性や価値の絶対値を理解しなければ、永遠に私たちは幸せになれません。

「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する [ 細谷 功 ]
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口コミ・評価:「無理」の構造ーこの世の理不尽さを可視化する

https://awesome-info.com/wp-content/uploads/2019/12/寿之助_驚きひょっとこ口.jpg寿之助

すごく好評のようですね!

感想・書評:「無理」の構造ーこの世の理不尽さを可視化する

https://awesome-info.com/wp-content/uploads/2019/12/寿之助_喜びビックリ.jpg寿之助

すごく、すごくタメになる本でした!
世の中の理不尽の原因は、すべて自分の知力・物理・心理の不勉強さにあったことを痛感しました。

Twitter運用をしていて、クソリプがきた時に「ムッ」と思ってしまったり、今の生活環境に対して理不尽だなぁ、不平等だなぁ、と思ったことは少なからずあります。そんな自分を戒める、いいきっかけを与えてくださったことにも感謝です。

・上司との会話に理不尽さを感じている人
・世の中は不平等にできていると感じている人
・今の努力が無駄な努力かもしれないと不安に感じている人


こんな人はぜひ読むべき本だと思います!

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「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する [ 細谷 功 ]
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